イベント・セミナー

『人事評価制度を通じて、企業の変革を具現化するー PMIオープンセミナー』を開催します

今日、ビジネス環境の変化に対応するように、多くの企業が人事評価制度のあり方やその仕組みについて、再考を進めています。

人事評価制度をめぐっては、「成果主義」「ノーレイティング」、「ジョブ型」といったキーワードに代表されるように、時流によって新たな仕組みが話題になりがちです。

一方、制度改革の取り組みは、仕組みの導入そのものがねらいではありません。その先にある自社の実現したい状態に向けて、いかに企業の変革につなげていくかが重要になります。

人事評価制度を通じて、企業の変革をどのように具現化できるのか。ヒューマンバリューでは企業での実践や先進事例のリサーチを通じて、そのアプローチを探究してきました。

本セミナーでは、人事評価制度や企業変革に関わる方々に、実践企業での事例を踏まえながら、そのエッセンスを共有させていただき、自社の取り組みを検討する観点を探求します。

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 概  要
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▢ 開催日時

2月 13日 (木) 午後2:00~5:00
2月 20日 (木) 午後2:00~5:00
*どちらの日程も、同じ内容です

▢ 開催方法

ハイブリッド開催
リアル会場およびオンライン(Zoom)会場の両方にて実施いたします
※グループで対話を行います

リアル会場:ヒューマンバリュー 半蔵門オフィス
(東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」5番出口より徒歩3分)
東京都千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル3階


▢ プログラム(予定) 

・人事評価制度改革を捉えるフレーム:3層モデル
・日本企業における、人事評価制度改革の現在地
・変革へのレバレッジを捉える:生成的変革プロセスの実践


▢ 参加費 

おひとり3,300円(税込み)
※お申し込みいただきましたら、御請求書を発行します

▢ 対象者 

・自社の人事評価制度について検討や運用を担当している経営・人事の方
・自社の人事評価制度のあり方を再考しようとしている方
・自社の企業変革や組織変革の取り組みを進めている方、検討している方
 
※ 本コースは、自社内での実践を目指すコースです。他社へのサービス提供を目的とされる方の参加はご遠慮いただいております。
※ 自社での今後の取り組みにもつなげやすくなるため、同一組織で複数名でご参加(2〜3名程度)も推奨しております。同一組織で複数名ご参加いただく場合は、参加人数分をそれぞれお申込みください。

▢ 講師(ファシリテーター)
代表取締役副社長 阿諏訪 博一

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 お申し込みはこちら
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2025年2月13日(木) リアル会場参加申込み
2025年2月13日(木) オンライン参加申込み


2025年2月20日(木) リアル会場参加申込み
2025年2月20日(木) オンライン参加申込み

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 プログラムの主な内容
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●人事評価制度改革を捉えるフレーム:3層モデル

人事評価制度は制度や仕組みの内容に焦点が当たりがちですが、実現したい状態への変革につなげるうえで大切な視点になる「3層モデル」について解説します。

●日本企業における、人事評価制度改革の現在地

3層モデルの視点を踏まえて、自社の人事評価制度を捉え、現状を見つめ直します。

*3層モデルで自社の人事評価制度を捉える観点の例

・自社の人事評価制度は、実現したいカルチャー・マインドセットのあり方と整合しているのか?

・制度構築や制度改革自体が目的化されていないか?

・現実の問題解決に焦点を当てすぎて、なし崩し的に制度が形骸化されていないか?

●変革へのレバレッジを捉える:生成的変革プロセスの実践

人事評価制度改革を通じて企業の変革を加速するポイント、継続的な取り組みによって変化を促進するためのレバレッジを捉えていく観点を紹介します。
その観点をふまえて、自社の人事評価制度改革を進める準備を図っていきます。

*レバレッジを捉える視点

1. 構造を捉えてアプローチする

表面的な課題ばかりに焦点をあてると、変革のプロセスは持続しません。会社のカルチャーや働く人のマインドセット、マネジメントのあり方、自律的成長に向けたキャリア開発等、人事評価制度の関わる全体の影響関係を構造として捉え、その構造をより良くするためのレバレッジを捉えます

2. ピープルセンタードを核とする

会社や人事として3層の整合性が図られていても、それが働く人にとって他人事であれば、価値を生み出すことにつながりません。人と組織のより良い関係性を中心においた「ピープルセンタード」の考え方を取り入れ、働く人々の自分事化と共有化を促進します

3. 他施策とのコヒーレンス(一貫性)を持つ

人事評価制度にとどまらずに、働き方改革やキャリア開発の促進、DE&Iの取り組みなど、施策同士が共鳴し合い、相乗効果を生み出すという視点を取り入れます

4. 対話を通じて生成的アプローチ

制度のあり方や人事の役割を静的に捉えるのではなく、実現したい状態に向けて変化し続ける動的プロセスとして捉えます。人事評価制度改革のプロセスにおいても、表面に表れている問題を解決するだけではなく、対話を通じて、組織の中に大切な意味を生成していきます。

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講師(ファシリテーター)紹介

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代表取締役副社長 阿諏訪 博一

1995年からヒューマンバリューにて、学習する組織の実現や未来を切り拓く働き方の実現に向けた取り組みを行っている。クライアントや関わる人との協働的アプローチによって、新しい意味を生成し続け、多様性の中から価値を生み出すことを大切にしている。

社会構成主義やポジティブ・アプローチの考え方を根底に置いた上で、組織変革支援、マネジメント革新、グロース・マインドセットの醸成、働きがい向上、サーベイ開発等のテーマに取り組んでいる。

人事制度構築やパフォーマンス・マネジメント革新にも注力し、仕組みのデザインにとどまらず、カルチャー変革、現場のマネジメント革新に至るまで、一貫したトータルシステムとしての効果性を高めるための支援を行っている。

出版物
『時代遅れの人事評価制度を刷新する』(ヒューマンバリュー出版)

執筆記事・レポート
『新たな展開をみせる人事評価制度〜海外企業における評価制度の変化が日本企業にもたらすもの』 (「賃金事情」産労総合研究所 2017年1月合併号掲載)

私たちは人・組織・社会によりそいながらより良い社会を実現するための研究活動、人や企業文化の変革支援を行っています。