取締役主任研究員
長曽 崇志 Takashi Nagaso
上智大学法学部卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。その後、ソニー株式会社、人材開発系ベンチャー企業を経て2006年にヒューマンバリューに入社し、現在に至る。
大手企業からベンチャー企業に至るまで、不確実な時代を生きるために、組織学習のプロセスコンサルテーションやファシリテーションを通じて、個人の内なる力を解放し、集合的な知性が創発するようなマネジメント・イノベーションを支援するプロジェクトに主に携わる。
クライアントとのプロジェクトを推進するにあたっては、これまで培ってきた営業、マーケティング、商品企画、ファイナンス、経営管理などの事業運営の機能的な側面と、その機能に影響を与える人や組織の心理、行動特性などの人的側面を統合しながら対応することを信条としている。その上で、クライアントが真に創り出したいアウトカム(結果・成果)や実現したい状態を踏まえ、直面する複雑性の高い問題を構造的に捉え、レバレッジを押さえながら、解決に向けた継続的な支援を行っている。
また、学習する組織の研究コミュニティを主催し、組織変革に携わる人々とのネットワークづくりや実践ナレッジ生成の支援を行うとともに、最近では、ニューロサイエンス(神経科学)、複雑系、自己組織化などに関する調査・研究を行っている。
私は20数年前の学生時代に参加したフィリピンのスタディツアーを通じて、自分の価値観が大きくシフトする体験をしました。それ以来、自分の未来だけでなく、自分以外の人の未来に対してもより意識を向けるようになり、その未来の実現に向けて、貢献したいと強く思うようになりました。その原体験が現在の仕事との出会いにつながり、今は天職だと思っています。
出版物
- 『脳科学が明らかにする大人の学習 ~ニューロサイエンス・オブ・アダルトラーニング』(共訳) (ヒューマンバリュー出版)
- 『時代遅れの人事評価制度を刷新する~そのパフォーマンス・マネジメントは価値を生み出していますか』(共訳) (ヒューマンバリュー出版)
執筆記事・レポート
- 学習する組織のつくり方 (Alico Lounge 2011年3月号)
- 人材開発部門のラーニングブランドについて考える~働きがいのある魅力的な組織をつくる新たな視点~ (「企業と人材」産労総合研究所 2009年4月5日号掲載)
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