本コースは、人々の主体性と創造性と情熱を解放し、自己組織化を育む組織変革プロセスファシリテーターとしてのあり方や世界観、思考方法を、深い内省と相互作用を通して探求するアドバンスコースです。
未来共創オンラインフォーラム
企業文化としてのグロース・マインドセット
- 4月22日(金曜日) 13:00〜16:00
- オンライン(Zoom)
グロース・マインドセットを組織全体のカルチャーとして育んできたストーリーから探究する
経路依存性を乗り越え、真のトランスフォーメーションを共に実現するために大切なこと
新型コロナウイルスの影響もあり、仕事をする際のエクスペリエンスや価値創造のあり方は大きく変化しました。この2年は、これまで以上に見通しのきかない経済状況やリモートワークの常態化によって、価値創造のあり方だけでなく、価値そのものの捉え方にも見直しがかかり、個人や組織のあり様にも大きな影響が現れています。
そうした中、これまでのやり方や習慣の束といった経路依存性を乗り越え、一人ひとりの想いをもとに新たな習慣や行動様式を集合的に獲得し、価値創造モデルを刷新し続けていくためには何が重要になるのでしょうか?
企業文化としてのグロース・マインドセットはそのレバレッジの1つと言えます。そこで今回は、組織全体でグロース・マインドセットを育んできたマース ジャパン リミテッド(以下マース ジャパン)の皆さんのストーリーを触媒として、皆さんとこの問いについて探求し、学び合いたいと思います。
マース ジャパンの皆さんは、2019年後半からグロース・マインドセットを高める全社的な取り組みを始めました。その後、コロナ禍が始まり、現場の皆さんがグロース・マインドセットの重要性をさらに強く認識され、さまざまな取り組みをこの2年間されてきました。そうした最前線でアジャイルに取り組まれてきたさまざまな立場の皆さんが、ご自身や仲間との取り組んできたこと、現在、そしてこれからについてストーリーを共有くださいます。
開催日時 | 4月22日 (金曜日) 13:00〜16:00 |
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開催方法 | オンライン(Zoom) ※ブレイクアウトルームによる参加型の形式で行います |
プログラム概要 | ・ オープニング ・ マース ジャパンの皆さんのストーリー ・取り組みの全体像や背景・意図の共有 大井 健司さん(人事部 ディレクター) ・実践者のストーリーテリング 海老根 博さん(スナックフード営業部 ディレクター) 二宮 幸子さん(R&D シニアマネージャー) 芦川 あい子さん(マーケットクオリティ マネージャー) 山本 吉英さん(人事部 スペシャリスト) ・ 未来を共創する上で大切にしたいことのダイアログ ・ クロージング |
参加費用 | 無料 |
対象者 | 自社及び自組織において、個人・チーム・組織の成長や変革に向けて取り組まれている方 |
イベント窓口 | 本イベントについてご不明な点は、以下のメールアドレスにお問い合わせください。 forum@humanvalue.co.jp(霜山、菊地宛) |
取り組み(ストーリー)共有について
当日ストーリーを語っていだたくマース ジャパンさんのWEBページを事前にご覧いただけると、取り組みの背景や意味がより理解しやすいように思います。以下のリンク先より、ご覧ください。
マースの概要
マース ジャパンさんのWEBページへのリンクです
探求の観点
以下の観点を捉えながら、これからの人と組織が大切にしたいことを、当日ご参加いただく皆さまと探求を深めていきたいと考えています。
成功の循環
「成功の循環(Theory of Success)」は、MIT組織学習センター共同創始者のダニエル・キム氏によって、提唱されたモデルです。組織の状況を動的に捉え、より良い組織を生み出すフレームとして、多くの組織開発の実践の中で活用されています。
Ocapiの活用・実践
Ocapi は、チームを「見える化」するアンケートツールです。 組織を「関係・思考・行動・結果の質」の循環で捉え、それぞれの状態を可視化し、話し合いを通して、自分達が考える「組織の望ましい状態」に向かうためのアクションを生み出します。
今回、「Ocapi」をはじめとした、チームを見える化するアンケートツールやサーベイの活用についても探求できたらと考えています。
グロース・マインドセット
スタンフォード大学心理学教授キャロル・S・ドゥエック氏によって提唱された概念で、近年、マインドセットに関するさまざまな研究が分野を超えて行われ、注目を集めています。