パフォーマンス・マネジメント革新 オープンセミナー(2019/12/17)
ピープルセンタードな人事制度改革を通して人と組織の関係を革新する
- 2019年12月17日(火) 14時〜17時
- ヒューマンバリュー半蔵門オフィス
変化の激しいビジネス環境の中で、人と組織の関係が見直されつつあります。新しい人と組織の関係とはどのようなものでしょうか。また、そこで働く人にとっては何が変わるのでしょうか。本セミナーでは、ヒューマンバリューが取り組んでいるピープルセンタードな人事制度改革が、今どうして重要で、それがどのようにして人と組織の関係を革新するのかについて共有したいと思います。
開催日時 | 開催日:2019年12月17日(火) 時 間:14:00〜17:00(3時間) ※13時45分から受付を開始します |
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開催場所 | 東京都千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル3F ヒューマンバリュー半蔵門オフィス(半蔵門駅徒歩3分) |
内容 | ・情報提供:パフォーマンス・マネジメント革新の背景と「ピープルセンタード」というキーワードについて ・ワークショップ:自社の現状のパフォーマンス・マネジメントをPMIの3層モデルで捉え、探究する ・ダイアログ:参加企業と共に、パフォーマンス・マネジメント革新についてダイアログ |
対象者 | 現在、自社の人事制度の改定を検討している/これから検討される予定のある人事や経営に関わる方 |
定員 | 16名程度 ※ 一社での最大の参加者は、2名までとさせていただきます |
参加費用 | 3,000円(税込み) ※当日、会場にて頂戴し、領収書をお渡しします |
開催の背景
私たちの生きる21世紀は、テクノロジーの指数関数的な発展に伴い、かつて想像もしなかったような社会を変える大きな変化の波が打ち寄せています。かつて花形といわれた職業が、気がつけばAIやロボットに代替えされているといったことが当たり前に起こり得る世の中で、過去の成功体験に縛られることが、むしろリスクといわれるようになりました。一度成功したやり方をミスなく繰り返すことが正しいとされる組織文化から、失敗を恐れず新しいことにチャレンジできる組織文化へ。企業にも変化の必要性が年を追うごとに高まっているように感じます。
そうした中、世界的な潮流として、2011年ごろからそれまでのグローバルスタンダードだった人事制度を、その前提から見直そうとうするパフォーマンス・マネジメント革新の動きが始まっています。多くの企業で、人と組織のあり方を見直すタイミングが今訪れているということなのかもしれません。ヒューマンバリューでもそうした動きを捉え、2015年から十数社の企業の仲間と共に研究会を立ち上げ、日本のビジネス環境のリアリティの中で、実際に企業に変化を生み出すことができるパフォーマンス・マネジメント革新とはどのようなものか、そしてそれをどのように実現できるのかについて検討してきました。
今回のオープンセミナーでは、そうしたパフォーマンス・マネジメント革新の探究を通して生み出してきた、「ピープルセンタード」というキーワードの、その意味するところを共有させていただき、さらに、実際に簡単なワークを通して、自社の現状のパフォーマンス・マネジメントをPMIの3層モデルで捉え、リデザインするアプローチについて探求したいと思います。
現在、自社の新しい人事制度やマネジメントのあり方を検討している、もしくはこれから検討される予定のある人事や経営に関わる方に、ぜひご参加いただければと思います。
コラム:3層の複層的変化と、その整合性を図る重要性
米国を中心に、多くの先進企業がパフォーマンス・マネジメントの革新に踏み出している昨今、その流れはとどまることを知らず、幾何級数的に革新の営みが広がっています。その影響は日本にも伝わってきており、「年次評価を廃止」「人事評価制度を変更」といったキーワードをメディアでよく見かけるようになりました。 そうしたパフォーマンス・マネジメント革新の流れの中で、いったい今何が起きていて、どういった変化が生まれているのかについて、気になっている方も多いのではないでしょうか。また、この流れに順応するために、新たな取り組みを模索し始めている方も多いかもしれません。 そこで、本稿では、パフォーマンス・マネジメント革新で起きているさまざまな変化を俯瞰して、3つの層(1.手続き・制度・ツール、2.戦略・カルチャー・マインドセット、3.人・組織と社会の哲学)で捉えた上で、それらの整合性を図ることの重要性について、ご紹介できればと思います。