組織における成人学習の基本~成人の特徴を理解し、主体的な学習を支援する~
- 発売日:2017年6月7日
- 著者:ウィリアム・ロスウェル
- 翻訳者:嶋村伸明
- 価格:定価3,080円(本体2,800円+税10%)
- 出版社:株式会社ヒューマンバリュー
- 規格:変形A5版 198ページ
- 書籍形式:単行本
本書は、企業の人材開発担当者が、職場での学習支援や研修プログラムの提供を行う際に知っておくべき、成人学習の基本となる知識をまとめています。 また、部下の成長に関心のあるマネジャーやリーダーの方にも、学習機会の提供や学習環境づくりを行う際のヒントを提供します。
具体的には、以下の内容が含まれます。
・成人学習における1900年代からの古典的な理論に始まり、脳と学習の影響関係・文化的知性・フリーエージェント学習者といった最新の研究までを紹介
・高齢化、価値観の多様化、テクノロジーの進化などのビジネス環境の変化によって、成人学習がどのように変化するのかといった、将来に向けた示唆を提供
・学習環境づくり、トレーニングの設計方法、ファシリテーション技法、テクノロジーの活用などの実践へのヒントを提示
本書を通じて、成人の特徴を理解し、人々の主体的な学びを引き出すヒントを得ることができます。
なお、本書は「ATDグローバル・ベーシック・シリーズ」の10冊目です。ヒューマンバリューでは、日本の人材開発・組織開発・パフォーマンス改善に携わる方々に、グローバル企業で使われている言葉や概念を理解していただく一助になればと願い、ATDグローバル・ベーシック・シリーズを日本で刊行することにいたしました。今後も、ATDで紹介されている人事・人材開発の基本となるコンセプトをまとめたベーシック・シリーズを随時、翻訳・出版していく予定です。
※ATD(Association for Talent Development)は、世界最大の人材開発の機関です。以前はASTD(American Society for Training and Development)という名称で活動していましたが、人材開発の役割の広がりやグローバルな活動への広がりというミッションに合わせて、2014年に改名しました。