インサイトレポート
そのときどきのトピックについて、ヒューマンバリューのメンバーがまとめた雑誌掲載記事などの考察をご覧いただけます。
2021.06.01インサイトレポート
「変わり続けるチームづくりのポイントは?」 Ocapiユーザーリサーチからみえてきたもの
2021.02.06インサイトレポート
「今私たちが実現したい成長やキャリアのあり方とは?」 −未来共創オープンラボから見えてきたもの−
2020年12月に開催した、企業の垣根を超えて人と組織の未来について探求する「未来共創オープンラボ・ウィーク2020」で行ったセッションのひとつ、「今私たちが実現したい成長やキャリアのあり方とは?」で探求してきた内容を、より多くの方と共有し、今後さらに探求を深めるきっかけとしていきたいという思いから、インサイト・レポートを作成しました。
2020.10.07組織開発
自律分散型の文化を育む上での阻害要因に向き合う
いま多くの組織がアジャイルな振る舞いを組織に取り入れ、自律分散型組織を育んでいくことを求めるようになっています。ヒューマンバリューでは、2018年より計画統制型の組織構造の中にアジャイルな振る舞いを取り入れていく、チームマネジメント手法「チームステアリング」を開発してきました。今回は、計画統制型組織において自立分散型組織の振る舞いを導入しようとした際に起きがちな阻害要因と、阻害要因に向き合いながら、自律分散型の組織文化を育むためのポイントをご紹介します。
2020.09.04インサイトレポート
コラム:万華鏡としてのキャリア観 〜ビバリー・ケイ氏著書日本語版発刊に寄せて〜
2020/08/29にヒューマンバリュー出版部より、ビバリー・ケイ(Beverly Kaye)氏らによる著書の日本語版として、『会話からはじまるキャリア開発 ― 成長を支援するか、辞めていくのを傍観するか』(原題:Help them grow, or watch them go、訳:佐野シヴァリエ有香)が発刊されました。 私自身にとっても思い入れのある本であり、多くの人にお読みいただくことで、キャリア開発のあり方がより進化していくことを願っています。本コラムでは、発刊に寄せて、著者の背景や考え方についてこれまでの経験を振り返って少し紹介してみたいと思います。(ヒューマンバリュー 主任研究員 川口大輔)
2020.08.18インサイトレポート
人・組織の成長を軸に考える、キャリア開発 〜ビバリー・ケイ博士のインタビューから〜
ヒューマンバリューでは、2020年8月29日に、『会話からはじまるキャリア開発〜成長を支援するか、辞めていくのを傍観するか(原題: Help Them Grow or Watch Them Go: Career Conversations Organizations Need and Employees Want)』を出版します。出版に先立って、同書の共著者の一人、ビバリー・ケイ博士(Dr. Beverly Kaye)にインタビューする機会を得ました。 本書で特に伝えたかったメッセージや、キャリア・カンバセーションを実践する中で大切なポイントなど、示唆に富んだお話を伺うことができましたので、ご紹介したいと思います。
2019.07.04エンゲージメント
Ocapiの回答データ解析から見えてきた、組織づくりのポイント
この度ヒューマンバリューでは、株式会社Lightblue Technologyの方々と共同で、「Ocapi」の回答データの解析を行いました。解析結果から、組織が変化するプロセスや、イノベーションやブレークスルーを生み出す組織づくりに関するポイントが見出されましたので共有します。
2019.06.12ニューロサイエンス
パフォーマンス・マネジメント革新における5つの”Rethink(再考)” 〜ニューロリーダーシップ・サミットにおける脳科学×マネジメントの議論から考える〜
脳科学者、グローバル企業のHR、コンサルタントが集い、脳科学の知見からマネジメントのあり方を探求する「ニューロリーダーシップ・サミット」の中で行われている議論をもとに、今、パフォーマンス・マネジメントの領域でどんな変革が起きようとしているのかの潮流を俯瞰してみたいと思います。
2018.11.21組織開発
「個人のあり方」と「組織のあり方」の次元:これからの組織開発がめざす新たな地平
いま、個人にも組織にも「あり方」が問われているのかもしれません。ここで言う「個人のあり方」とは働く意味や動機であり、組織においては働く人々をどのような存在として捉え、どのような働き方を求めるかです。本稿では、この個人と組織の「あり方」の進化を、図に示すようなモデルで実験的に捉え、これからの組織開発がめざす新たな地平を眺める試みをしてみたいと思います。 株式会社ヒューマンバリュー 代表取締役社長 兼清俊光
2016.10.20しんくみ連載
しんくみ連載コラム 第6回:対話から始める職場の活性化
私自身、職場の活性化に向けて様々なやり方で支援を行ってきたが、いずれの取り組みもその原点には必ず人々の間の対話があり、そこから変化が生まれていったように思う。では変化を生む対話とはどんなものか。通常のコミュニケーションと何が違うのだろうか。本コラムの最終回では、活性化の基軸となる対話への理解を深め、職場で実践していくための姿勢やスタンスについて考えてみたい。
2016.09.14しんくみ連載
しんくみ連載コラム 第5回:リッチピクチャーを描き、豊かな関係性を育む
近年ビッグデータがビジネスの世界で話題になることが多いが、組織活性化の領域でもその可能性が模索され始めている。たとえば日立製作所が開発したウエアラブル・センサーを、コールセンターに勤務するオペレーターに装着してもらい、業務の生産性を左右する要因を調べたところ、休憩中の従業員同士の雑談が活発な日は、全体の幸福度が高く、受注率も高かったそうだ。また、休憩中に雑談が弾む要因は監督者の声かけにあることも判明し、監督者の声かけを支援するアプリケーションを提供したところ、受注率が継続的に20%以上向上したという結果が紹介されている(*1)。 監督者と業務中に適切なコミュニケーションを取ることが、休憩中に雑談が弾む職場づくりに寄与し、それが従業員の幸福度を高め、受注率を高めるという構図が、大量の人間行動データの分析から可視化されたといえる。