今回システムシンキングが海外の先進企業や行政体などでどのように実際に活用されているのかを調査し、今後日本の企業・行政体においてどのような導入の仕方をすると成果があがるのかを確認したいと考えた。2004年9月にシンガポール警察、National Community Leadership Institute、NASAなどを訪問し、システムシンキングをどのように活用しているのかをつぶさに意見交換することができた。本稿では、そのうち NASAでの事例を紹介することで、組織変革を妨げるメンタルモデルをシステムシンキングによっていかに変えられるかを明らかにしたい。
インサイトレポート
そのときどきのトピックについて、ヒューマンバリューのメンバーがまとめた雑誌掲載記事などの考察をご覧いただけます。
2007.09.28雑誌掲載記事
ラーニング・オーガニゼーション最新事例 1 :NASA
2007.09.28雑誌掲載記事
ラーニング・オーガニゼーションの米国最新事情
2004 年9月に、ヒューマンバリューでは約3週間をかけて、海外の先進企業や組織を訪問し、ラーニング・オーガニゼーションの導入実態及び組織活性化の取り組みの最新動向に関する調査を行った。対象としては、トップクラスのグローバル企業、システムシンキングやダイアログを先駆的に活用している企業、シリコンバレーを中心としたIT企業の推進担当者である。また新しい手法を実践している各分野の第一人者へインタビューも行い、同時期に開催されていたAIとヒューマンファクターのカンファレンスにも参加した。本稿では、その中で特に印象的なトピックスを紹介する。
2007.09.28雑誌掲載記事
ラーニング・オーガニゼーション最新事例 2 :SPS(Safety Performance Solutions)
本稿では、2004年9月に米国にて行ったSPSのメンバーとのディスカッションの内容を基に、どのようにシステムシンキング的な考え方が、ヒューマンファクターという分野で高い成果を挙げているかを紹介したい。
2007.09.28雑誌掲載記事
ラーニング・オーガニゼーション最新事例3:OST(Open Space Technology)
2007.09.28雑誌掲載記事
第1章:Eラーニングの現状と今後の展望
2007.09.28雑誌掲載記事
第2章:Eラーニングとは?
Eラーニングという言葉が米国で登場して以来、約4年が経とうとしている。その間、Eラーニングという言葉は世界中に広まり、Eラーニングの導入は加速度的に進展している。米国では既に60%の企業が何らかの形でEラーニングを導入しているとの発表もあり、米国においては、もはやEラーニングを活用することは企業にとって当たり前であるという認識が広がっている。また日本においても2002年7月に開催されたEラーニングワールド2002と呼ばれる展示会に約26,000名もの参加者が集まるなど、その注目度は年々高まってきている。
2007.09.28雑誌掲載記事
第5章:学習型組織の構築におけるEラーニングの位置づけ
Eラーニングを導入しさえすれば本当に学習型組織というものは実現できるのだろうか? 学習型組織というものは単に、最新の情報をブラウザを通して常に見ることができれば、あるいは既存のノウハウをデジタル技術を用いてナレッジ化し、全社に展開することができれば成立するものなのであろうか? このような疑問に答えるために、最後の章ではこれからの組織のあり方としての「学習型組織」とはどのようなものかということを解説し、その実現に向けてEラーニングがどのように貢献できるかという指針を与えたいと思う。
2007.09.28雑誌掲載記事
研修効果測定のノウハウ
効果測定を行うには、研修の目的に対しての達成度を見ることが要になる。研修目的が業績の向上にあるのなら、それを測定するし、態度・行動の改善が目的なら、その態度・行動の変化を測定すべきである。そして目的に沿ったシンプルな評価方法・評価項目を選んで行うことが重要である。
2007.09.28雑誌掲載記事
第4章:Eラーニングを立ち上げるために
Eラーニングは、たとえ効果が高いとわかっていても、集合研修や通信教育と違って、専門用語も多く、まだ自身で取り組むには敷居が高いと感じている人も多いだろう。その結果として導入をあきらめる、あるいは業者に丸投げしてしまうということにもなりかねない。そこでこの章では、実際にEラーニングを導入するにあたって、考慮すべき視点を紹介することで、人事・育成担当者が、比較的簡単にEラーニングを立ち上げるノウハウを得てもらえればと思う。具体的には、コンテンツの制作・購入から、受講者にコンテンツをどう配信するかまでを専門用語の解説も含めながら紹介する。
2007.09.17雑誌掲載記事
第3章:効果的なEラーニングを実現するための観点
効果性の高いEラーニングも取り組み方を誤ると、期待していた成果が上げられず、失敗に終わることも少なくない。この章では、高い効果を上げるためのE ラーニングの取り組みについて 1.戦略と関連づけたEラーニング 2.効果的なEラーニングを実現するインストラクショナル・デザイン 3.Eラーニングとその他の研修の組み合わせを検討するブレンデッド・ラーニング という3点からみていくことにする。