プロセス・ガーデニング探究連載: 場づくり ー 目に見えない相互作用を捉え、学習・変化の土壌を耕す 株式会社ヒューマンバリュー 保坂 光子、内山 裕介 前回の記事では、人材開発・組織開発の支援のあり方について、ヒューマンバリューのメンバーが礎にしている「プロセス・ガーデニング」について解説しました。そこでご紹介したように、人と組織の学習や変化を育んでいくにあたって、私たちは「場づくり」と「プロセス」の要素を大切にして、人材開発や組織開発に取り組んでいきます。 本記事では、特に「場づくり」のあり方に焦点を当て、事例となるストーリーも交えながら、場づくり実践に大切になる考え方を解説していきます。 目次 1. 学習・変化を育む「場づくり」のあり方を考える 2. 私たちヒューマンバリューの「場づくり」のチャレンジ 3. 学習や変化を育む場づくりとは、何をすることなのか ▶︎ プロセス・ガーデニング連載一覧
インサイトレポート
そのときどきのトピックについて、ヒューマンバリューのメンバーがまとめた雑誌掲載記事などの考察をご覧いただけます。
2024.02.26プロセス・ガーデニング
場づくり ー 目に見えない相互作用を捉え、学習・変化の土壌を耕す
2022.12.21インサイトレポート
プロセス・ガーデニング ─ 庭師の視点で、人と組織の変化を育てる
プロセス・ガーデニング ─ 庭師の視点で、人と組織の変化を育てる 株式会社ヒューマンバリュー 内山 裕介 昨今、激しい外部環境の変化や多様な働き方の広がりを背景にして、自社における人と組織のあり方を変革していこうとする企業が増えています。一方、組織の状況や文化は、組織によって様々なものです。人材開発・組織開発に携わる人にとっては、「自社の直面している課題に、どのような取り組みを行うべきなのか」「自部署では、自分自身は、どのような支援をすればよいのか」といった、それぞれの課題に悩みながら試行錯誤されている方も多いかもしれません。筆者自身、ご一緒するクライアントの方々とともに、こうした問いに向き合い、取り組んでいる一人でもあります。 そこで本稿では、人材開発・組織開発を通して自組織に合った変化を生み出すために大切な考え方として、私たちヒューマンバリューのメンバーが礎にしている「プロセス・ガーデニング」についてご紹介します。プロセス・ガーデニングは、私たちがどの取り組みにおいても大切にしている考え方であり、今日ますますその重要性が高まっているように感じています。 日々取り組まれている人材開発や組織開発の支援のあり方について見つめるきっかけにしていただき、ご自身にとっての具体的なプロセス・ガーデニング実践の可能性を考えたり、仕事で実際に活かせるヒントを見つけていただくなど、取り組む際の参考にしていただければ幸いです。 目次 1. 人材開発・組織開発に取り組むうえで、支援のあり方を考える 2. プロセス・ガーデニングとは