Eラーニング

25万の人々をオン・ラインで、一度に一コースのトレーニングをする

講演者は成功例を発表し、25万人のニュージャージー州職員を対象としたオンライン大学をスタートさせたことから学んだ教訓について話し合う。このユニークで感動的な公的かつ私的なパートナーシップは、この種のものの中では最大で、しかしながら多様なニーズに見合うように非常に小規模な契約から構成されている。

・E-ラーニング設定の成功に不可欠な6つの要因を見出す。
・小規模プロジェクトが連なって必然的に大規模なプロジェクトとなるその挑戦と機会を理解する。
・あなたの組織における計画、施策、マーケティングとコミュニケーションの実習例を練り直す。

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概要

約20人ぐらいの参加。E-learningを成功させた企業の方々が講演した。

内容

始めに風船を渡され、質問があった。
「What’s the temperature in this room right now?」
風船は赤、オレンジ、黄、青、白といったようにいろいろな色があり、感じたままの色の風船を膨らまし、手にもっておくといった感じであった。
続いて次のような質問が出た。
「What’s your personal temperature?」
要するにやる気を見るためのテストのようなものをやった。

ニュージャージーにおけるworkforceについて

8万人の従業員、4万3千人のauthority&commission staff
11万の郡、村や2万の非営利的団体と学校に対して行った。

以上の人々をターゲットに、E-learning を展開した。
展開した企業は
1.HRDI
2.Skillsoft corporation
3.EMIND
がパートナーシップを組み、 より高いレベルを追求した戦略の拡張プロセスのモデルが紹介されていた。

成功した要因プロセス

1.ゴール、目標の定義をする。
2.後押し、後援をする。(環境面、金銭面)
3.気づきを与える機会の確保。
4.やる気を出せる場の提供。
5.個々の価値を大事にする。(尊重する)
6.測定をし、前向きにジャッジする。

◇具体的には何をしたか
大勢の聴衆を前に、E-learning での有効なコストを伝えた。
従来の教室学習に、ウェブベース学習を融合させた。
聴衆と一緒にWEB上のラウンドテーブルでE-learningにおける成功と失敗例を共有した。
聴衆に対し、委員を派遣し、支局長から始まり、次に管理者、続いてマネージャーにアプローチしていった。

◇変化が見られた点
DEPが積極的に意識し、動き始めた。
地球の日、オフィス管理の日、子供の日や労働の日が統合された。
学習者達が”一人歩き”するようになった。 言動が一致するようになってきた。

◇変化する上でモチベーションになった点
各部と各機関の戦略を統合した。
DCAはWang(何かのソフト)からオフィス2000までを一括して管理していた。
率先して、すべてがMOUS(マイクロソフト)を導入し、統合がなされた。
E-learningによって結ばれたことによる評価、報奨

◇生まれた個々の価値
学習者が値であると既に確認したプログラムエリアへの結ばれたネットワーク

・マネジャー用の科目の適用
・ITのトレーニングコースは現場でのコースと融合した。

成果

E-learningにおいて、個々の評価を的確にサポートしたことで、学習者は最高の状態で卒業することができた。
その結果、クライアントとベンダーが互いに親密に話し合える状態を築く事が出来た。とプレゼンターは語っていた。

所見

人数こそ少なかったが、参加者の多くが政府、役所関係者あった。 今回行われた大規模な公務員改革の反響が大きく、意見が飛び交い、真剣に聞く人が多かった。


カンファレンスセッションの紹介:ASTD2001年

J・D・シュラム、キャロル・クラーク、ヘレン・ペルーソ

私たちは人・組織・社会によりそいながらより良い社会を実現するための研究活動、人や企業文化の変革支援を行っています。

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