研究会
第3期「パフォーマンスマネジメント革新」研究会 について
第1期、第2期と研究を進める中で、「手続き・制度・ツール」、「戦略・カルチャー・マインドセット」、「人・組織と社会の哲学」という3つの層の整合性を高めることの重要性が明らかになってきました。社会的な価値観や、それに影響を与えるテクノロジーが大きく変化してきている昨今の状況下で、企業を中心に置いて人と組織の関係を捉えるカンパニーセンタードから、人を中心に据えて捉えるピープルセンタードへの転換するに当たって、この3層の整合性をどういった形で揃えていけば良いかということは、答えのない大きなチャレンジと言えるでしょう。そこで、本研究会を第3期も継続して開催し、パフォーマンス・マネジメントの更なる探求を行うとともに、その先にある人や組織のあり方の本質に関わる探求につなげていきたいと考えています。
実施期間
2017年6月~2018年3月(全12会合)
研究会の成果
第3期の研究会では、第2期で検討したパフォーマンス・マネジメント革新を捉える3層の観点から整合性を図る力を養 うことをテーマに、参加企業同士で相互に実践事例の共有を行いました。また、玉川大学脳科学研究所の松元 健二教 授にも研究会にご参加いただき、脳科学の観点からの情報提供もしていただくなど、科学とビジネスの現場の両方の視点 を統合した研究会を実施することができました。その上で、2018 年 2 月 19 日に「パフォーマンス・マネジメント革新フォー ラム 2018」を開催し、脳科学の観点も取り入れながら、今後、日本企業がどのように舵を切って行けば良いかを探求しま した。
参加企業
・株式会社アイ・ラーニング
・アデコ株式会社
・日本コカ・コーラ株式会社
・株式会社 Consulente HYAKUNEN
・日産自動車株式会社
・パーソルキャリア株式会社
・株式会社博報堂
・パナソニック株式会社
・福島トヨペット株式会社
・株式会社フルスピード
・三菱商事株式会社
・株式会社リクルートホールディングス
・株式会社ヒューマンバリュー
各会合の内容
第1会合(2017.6.13)
・研究会参加者によるビジョニング
・研究プラン検討
第2会合(2017.6.28)
・海外カンファレンス(Performance Management Innovation Conference2017)の内容共有・ダイアログ
・日本での展開に関するダイアログ
・研究プラン検討
第3会合(2017.7.14)
・海外カンファレンス( Performance Management Summit, HR Tech World )の内容共有・ダイアログ
・研究プラン検討
第4会合(2017.8.2)
・研究会参加企業事例の共有とダイアログ
第5会合(2017.9.4)
・研究会参加企業事例(2社)の共有とダイアログ
第6会合(2017.10.16)
・研究会参加企業事例(2社)の共有とダイアログ
第7会合(2017.11.30)
・海外カンファレンス(NeuroLeadership Summit2017、Performance Management Conference2017)の内容共有・ダイアログ
・ここまでの研究と事例共有を踏まえて探求したいテーマの検討